ABOUT

水辺に生えている葦の茎で作ったペンとインクで実物を描くことを楽しみとしています。水彩絵の具で彩色して仕上げる場合も多々あり、風景から花や動物・人物までいろんなものを葦ペンで表現しています。葦ペンは一本のペンから様々な表情の線が生まれる魅力的な画材で35年余り描き続けています。
この独特な葦ペン画の教室もいくつか持っていて仲間たちと楽しく絵を描きながら和気藹々と過ごしています。
ここでは描いた絵やイラストを販売いたします。お部屋に飾るもよし、新築のお祝いやお友達に贈るのも喜ばれると思います。描いてほしいものがあれば、オーダーメイドのご注文もお受けしていますよ。価格はご相談に応じます。

葦ペン画家 中村洋一氏のこと
1951年 福岡県飯塚市に生まれる
1970年 嘉穂東高等学校を卒業後、九州産業大学芸術学部デザイン科入学
1971年 大学を中退して沖縄石垣島を中心に放浪の旅に出る
1985年 福岡県飯塚市の葦ペン画家諸藤浩之先生の誘いで葦ペンスケッチを始める
その後仕事(グラフィックデザイン)の合間に当時バブル期再開発で変わりゆく福岡市の町を独学でスケッチしながら葦ペン画を習得
1987年 地元情報誌の出版をしていた秀巧社の人に絵を気に入られ福岡秀巧社ギャラリーにて初の個展を開催
新聞、TV等で報じられるようになり、以後各種ホールや銀行ロビー、市美術館や民間のギャラリーなどで年に1~2回の個展を積み重ねる
1988年 岩田屋百貨店とMHKが主催するコミュニティカレッジの講師を始め7年間務める
1991年 スペインに1か月のスケッチ旅行に行く
ART BOX大賞の公募展で入賞し東京六本木で作品展を開催
その後春日水彩展屋一枚の絵などの公募展で入選 
2002年 葦ペン画家として独立、葦ペン画の教室も始める
2003年 アクロス福岡10周年記念の合同作品展に招待される
2004年 イングランド一周の1か月スケッチ旅行
前年のアクロス福岡作品展出品者有志ででAクロスの会を発足し「第1回Aクロスの会作品展」開催し以後毎年3月に開催中
葦ペン画教室展「ぶらり葦ペンの会作品展」を始め、以後毎年開催する
初の画集「ぶらり福岡の街」出版記念作品展をアジア美術館で開催
2006年 個展「街には物語がある」作品展をアクロス福岡にて開催
2007年 福岡国際ホールロビーにて五行歌とのコラボ作品展開催
2009年 個展「空からの便り」作品展を福岡市美術館にて開催
2010年 3冊目の画集「ぶらり福岡の旅」原画作品展をアジア美術館で開催
アートスペースMOPにて「中村洋一の仕事」展展開
2012年 ギャラリー風出「福岡の街12か月の風景」展開催
博多阪急にて行われた合同出品店に参加
2014年 ギャラリー風で個展を開催
2015年 葦ペンスケッチ30年記念展を福岡市美術館特別展示室Bと福岡アジア美術館企画ギャラリーとで2部に分けて展開、30年間の葦ペンスケッチの足跡をたどる400点余りの作品を展示
2019年 ピースボートにて105日間の地球一周のスケッチ旅に出る
福岡市美術館にて「地球一周スケッチの旅」展開催
2022年 海外でスケッチしてきた作品の集大成、188点の「海外の作品展」を開催

現在11の葦ペン画教室を持ち、福岡が葦ペン画文化の町となるよう福岡を根城に活動中

著書 「中村洋一葦ペンスケッチ集 ぶらり福岡の街」(2004年、海鳥社)
「中村洋一葦ペンスケッチ ヨーロッパの美しい町並み」(2008年、海鳥社)
「中村洋一葦ペンスケッチ画集 ぶらり福岡の旅」(2010年、海鳥社)
「中村洋一葦ペンスケッチ画集 第101回ピースボート地球一周の旅」